夜食べても太らない

言葉の語源を考える

言葉にはそれぞれ語源があります。例えば「足を洗う」というのは「悪事などの世界から抜け出す」という意味です。これは僧侶が外での修行からお寺に帰ってきた時に足を洗ってお寺に入っていたことに由来します。汚い俗世間から神聖なお寺に入る前にやる行為が転じて「悪事などの世界から抜け出る」「真っ当な人間になる」などを表すようになりました

1日に3食の文化が日本に入ってきたのは明治時代だといわれています。Bresakfast(朝ごはん)、Lunch(昼ごはん)、Dinner(晩ごはん)、これらの言葉にもちゃんと語源があって、意味があります。3食の食事の語源は下の様になります

日本語 英語 語源
朝ごはん Break Fast Fast=断食 を Break=破る
 
断食をやめて最初に食べる食事
昼ごはん Lunch Luncheon(ランチョン)の省略形で
 
軽い食事と言う意味
晩ごはん Dinner フランス語で一番主要な食事という
 
意味のdinerに由来する

言葉の語源から考えると欧米の食生活は、「朝ちょっと、昼もちょっと、夜はガッツリ」ということが解ってきます。日本語に翻訳するときはわかりやすく「朝ごはん」「昼ごはん」「晩ごはん」と訳されていますが、本当はそれぞれには詳しい意味が込められているのです。Lunchの語源のLuncheon(ランチョン)はランチョンマットという言葉で今でも使われていますよね。

朝ごはんのBrekFastについては特に重要です。断食をやめて最初に食べる食事はどんな食事でしょうか?お肉や穀物などしっかりした食べ物ではありませんよね。長期間何も食べていなかった体にいきなり消化の悪いものは食べません。胃腸に優しく消化しやすい水分の多い野菜や果物でしょう。朝は軽い食事が良いようです。

晩ごはん中心の生活が自然

突然言葉が誕生するわけではありませんから、これらの言葉になった背景には昔の欧米の社会生活が反映されています。農作業前には少しの朝ごはんを食べ、昼間は畑を耕して体を動かすので軽い食事をして、夜は収穫したものを囲んでゆっくり食事をする。

朝起きてまだ体が起ききっていない間は少しの食事=断食開けの食事、体を動かしている間の食事は簡単に食べられる=軽い食事、1日の仕事を終えて、空腹になった体にしっかりした食事=1番主要な食事。

夜は言葉の通り1番主要な食事だったし、歴史を考えれば社会生活送るうえでも重要な役割を果たしていたのでしょう。それは家族のだんらんだったり、地域の豊作の祭りだったりしたのはずです。

現代も変わりませんよね。何か特別な食事の時はいつも晩ごはんのはずです。歓迎会、結婚記念日、卒業祝い、誕生日、壮行会など、大切な祝い事にする食事はみんな晩ごはんのはずです。晩ごはんは社会生活にも必要不可欠のものです。

「夜食べると太る」と言われることが良くありますが全然そんなことはありません。人間はずっと晩ごはん中心の生活を送ってきたのですから、夜中心であっても自然な食生活で太ることはありません。

晩ごはん中心の生活で肥満になるのなら、人間の歴史はずっと肥満との戦いの歴史だったはずです。でもそんな時代はありませんでした。肥満が問題になっているのは近現代でもごく限られた裕福な人達だけです。人間は気が遠くなるくらい長い間、飢餓(きが)と戦ってきたのです。

こんな風に語源が教えてくれることと全く正反対のことが日本では宣伝されています。「朝ガッツリ、昼普通、夜ちょっと」が理想の食生活だと教えられるのです。この理由を解き明かすのに
@日本は資本主義
A朝ごはんを売りたい企業がいる
B利権を拡大させたい政府がいる
この3つを合わせて考えれば答えはおのずと出てきます。(詳しくは朝ごはんに金使え

でも、いくら金儲けのために、色々な詭弁を言ったところで歴史の事実や言葉が変わるわけではなりません。言葉の語源は「朝(少し)食べない」「昼ちょっと」「夜ガッツリ」が自然な食生活だと静かに教えてくれているのです。

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